「物語の行方は」画家・藤野今日子さんの個展へ/ "Where the story goes" To the solo exhibition of artist, Ms. Kyoko Fujino

こちらの二つの絵は物語の行方が繋がっているそうです/  These two paintings seem to have a connected story.

今回は、画家・藤野今日子さんの個展 2023.1.9(月)〜14(土)へ、銀座・GALLERY AND LINKS 81.one/bis  を訪れました。実は、初見から藤野さんの描いた人物画、特に10代~こどもの少し憂愁な感じもする、微妙な心理も表現した、なんとも言えない表情の、瞬間を捉えた描写や、明るくカラフルな色彩や、コラージュとの組合せが印象的で、いつか実物を拝見したいと思っていました。それから数年間、SNSの友達として繋がっていました。もちろん藤野さんとお会いするのも初めてで、この日は直接お話しすることが出来て有意義な時間を過ごすことが出来ました。


藤野さんの作品は、油彩、アクリル接着剤のジェルメディウムと言う材料を使った、転写技術を駆使し(千代紙や写真を画面内に写すなど)人物画が主体で多く、身近な人々との繋がりを意識されていらっしゃるようで、今回展示された若いこどもさんのモデルは、実際、中世的な雰囲気を持つ、ご自身の息子さんだそうです。私は、女のお子さん、または、ご自身の幼少期かと感じていましたが、やはりお顔の雰囲気が藤野さんにも、似ている感じがしました。

 

特に、この年代に誰もが経験する内面の変化や葛藤の難しさ、反対に、人生最骨頂の未来への可能性を秘めた、こどもたちの微妙で複雑な心情と共に現れる表情を描かれているようです。また、常に人の内面の世界にも着眼され、それら表情豊かな描写と共に、人と人との繋がりも大切にしながら、生き物や自然とも繋がりを強く感じておられ、これら各々の世界や物語を表現されているそうです。また作品を通じて、多感な時期をコロナ禍の影響下を過ごす、こどもだちの心情や未来も感じて欲しいとのお気持ちもあるそうです。同時にコロナ禍の中、人々が自然から孤独を癒されることが大いにあることも描写されています。近く、豊富な海外渡航経験も活かされて、海外のボランティア活動としての展示活動へ参加もされるとのことです。

 

藤野今日子さん/ Ms. Kyoko Fujino

銀座・GALLERY AND LINKS 81.one/bis/ Ginza

 

藤野今日子さんのご経歴を紹介いたします。

【略歴】

1975 静岡県に生まれる

1993 玉川大学文学部芸術学科入学 油絵を専攻

1998 同大学 卒業 卒業後は公募展への作品出品、路上販売等を行う

1999~2003 グループ展多数開催

2004~2005 ヨーロッパ、中東、アジア諸国など23カ国を放浪

2006 銀座 小野画廊2にて個展『藤野今日子展』

2013 第60回 全日肖展 小作品部門 入選

2016 『練馬区民美術展』出展 美術館長賞受賞

2016  第63回 全日肖展 小作品部門 入選

2017 『練馬区民美術展』出展 努力賞受賞

2018 『練馬区民美術展』出展 区長賞受賞

2005~2018 銀座、西荻窪、吉祥寺のギャラリーにて『二人展』毎年開催

2006~2019 『遠州横須賀街道ちっちゃな文化展』 毎年出展

2020 ・銀座かわうそ画廊『かわうそ新人賞』月刊美術賞受賞 ・『世界絵画大賞展』入選 ・かわうそ画廊 少女の楽園展

2021 ・ギャラリーART POINT 桜恋 ・月刊美術6月号掲載 ・かわうそ画廊 和を以って貴しと為す展 ・キチジョウジギャラリー 4人展 ・KIZUNA 2021-GALLERY AND LINKS 81 ・銀座美の起原入選作品展

 

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 ■"Where the story goes" To the solo exhibition of artist, Ms. Kyoko Fujino

This time, I visited to “GALLERY AND LINKS 81.one/bis” in Ginza for the solo exhibition of artist, Ms. Kyoko Fujino. In fact, I was impressed at first glance, Ms. Fujino's portraits, especially the lively but a bit melancholy expressions of each child, expressing the subtle psychology, the depiction that captures the moment along with the bright and colorful colors and the combination with the collage. I wished to see the real pintings someday. Of course, it was my first time to meet Ms. Fujino and I was able to spend a good time listening to her story directly.

 

Ms. Fujino's works are used oil paintings, acrylic adhesive gel mediums and she makes full use of transfer technology (such as copying chiyogami and photographs on the screen). It seems that the young child model exhibited this time is an actual son who has a medieval atmosphere. I felt that the portrait  was a girl, or that portrait was in her own childhood, but I felt that the atmosphere on his/her face was similar to Ms. Fujino's.

 

Especially, it seems to illustrate the inner changes and difficulties that everyone experiences in this age group. Simultaneously, on the other hand, the expressions of young children who have the potential for the future of life at its peak. In addition, she has been focusing on the inner world of people, along with these expressive depictions, while placing importance on the connection between people, she also feels a strong connection with living things and nature and expresses each world and story.               In addition, through the works, it seems that Ms. Fujino hopes us to feel the feelings and future of children who are spending a sensitive period under the influence of the corona. At the same time, it also depicts that people will be healed from loneliness by nature in the corona misfortune.  Ms. Fujino told me that she will be participating in an exhibition as an overseas volunteer activity in the near future by making use of her extensive overseas travel experience.

京都・清水焼『第21回 日本の職人展』/ Kiyomizu Ceramics, Kyoto "The 21st Exhibition of Japanese Artisans"

陶磁器・帯Designの共同制作/Collaboration between ceramics and obi design

今回の展示会では、京都・清水焼、青磁白磁を制作する窯元・紅村窯(こうそんがま)さんの四代目・林侑子さんが、土(ツチ)ハサミを使った、とても細かい技巧で陶芸粘土への切り込みデザインの作業を実演している姿に出逢いました。まさに、練り切りと言う和菓子がありますが、練り切り(白)あんを主原料とする生菓子で、華やかな見た目としっとりとした口当たり、上品な甘さが特徴で古来より御持てなしの場への上生菓子です。林さんは、和菓子作りをするように、陶芸粘土を、柔らかい、あんに見立てるように、ハサミで切り込みを入れていました。

各昨品に練り切デザインが装飾される/ Each piece has a nerikiri design

林さんは、私が熱心に作品を観ていたら、笑顔でご親切に話しかけて下さったので、色々と質問をさせて頂きました。他では見かけない陶芸粘土を、和菓子作りのように、丁寧にハサミで花の形を彫り、細かい練り切り作業に興味を持ちました。伝統の陶器の風合いや、使い勝手や機能性も受け継ぎながら、新しい世代の感性や技法を取り入れ、伝統的な焼きものの造形を、装飾で新鮮さを際立たされています。この練り切りの手法は、和菓子作りをされていたのかと尋ねましたが、実際習われたことはなく、独学でご自身のやり方・技法を確立された上で、御縁ある和菓子職人の方にご助言を頂いたそうです。

 

また、ご自身の窯元で、初の女性後継者かつ、陶芸家であるので、大小様々な陶器や、家庭で使い易い器に、白を基調とした陶磁器に、練り切りのデザインと、パステルカラーの、ピンク、グリーン、イェローやブルーを施されているのが特徴です。殊に、女性の作り手としての感性で意匠を凝らしながら、女性の方々を意識して、親しみ易いように、柔らかい雰囲気や軽さを、作品に演出していかれたいとの思いをお持ちだとのことです。

女性を意識したパステルカラーの作品/Pastel-colored work for women

他には、京都の地縁を生かされて、珍しい共創の取組みとして、林さんの作品デザインをモチーフとした、着物の帯柄とのコラボレーションは画期的だと思いました。 帯シリーズの名前は、紅村(こうそん)帯と呼ばれているそうで、今後も、林さんの奥行ある図案が、どのように日本の伝統的な帯の織物で、立体感や雰囲気が表現されているのかも、楽しみに観ていきたいです。

着物・帯へのデザイン提供/Design to Kimono Obi

100年以上の歴史を持つ 紅村窯さんについて

林 侑子さんがメッセージを発信されているので、ご紹介いたします。

同時に、紅村窯(こうそんがま)ホームページとInstagramも下記に記しておきます。

 

「長い歴史を持つ清水焼の伝統の中で、紅村窯は100年以上続く窯元です。初代は林 永次郎 大正4年(1915年)岐阜県より清水寺の参道茶わん坂へ移り住み青磁を主として貿易関係など戦前大きく事業を行いました。永次郎の次男である林 円山(えんざん)(明治39年(1906年)生まれ)も家業を手伝いながら制作を始めました。戦後に円山から紅村と改名、現在の紅村窯を代表する白磁青磁を開発を進めました。円山の次男である 紅村(当代、林克行)がその技術を継承しさらに追求していくことで現在の紅村窯独自のシンプルな作品へと発展していきます。

 

四代目となる1人娘の林侑子とともに三代にわたって培われた伝統技法と格調を研磨しつつ、その美しさの中に新しい息吹を盛り込んだ作品を制作。

次代を継ぐ林侑子は2016年よりハサミを使った独自の装飾を生み出し

土鋏(つちばさみ)と名付け新しい伝統の道を切り開き紅村窯の新しい伝統と

なる作品を制作しております。

・紅村窯の西施白磁(せいしはくじ)と名付けられた白磁は、中国の古窯で作られた白高麗(白磁)から発展したなめらかな乳白色が特徴。

・ロクロ成形が大変困難な独自の調合の土は、西施白磁制作技術を誇る洗練された形と、東洋美人の肌を連想する白玉の様な乳白色で、釉調と相まってまさしく中国の代表的な美女西施の命名がふさわしい白磁

・また、青磁も中国の宋時代、豊穣な成熟を示した青磁を古来の製法を躇襲しながら林 円山が改良を重ね深い色味を追求しました。優雅で独自の深く柔らかい色調を持つ紅村窯独自の発色の青磁となります。

 

紅村窯   林  侑子 」

 

                                    紅村窯(こうそんがま)四代目・林侑子さん/                                        Ms. Yuko Hayashi, The Ceramist of The Koson Klin

株式会社 紅村窯 (こうそんがま)

koson.jp

https://www.instagram.com/yuko_koson /

 

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■Kiyomizu Ceramics, Kyoto "The 21st Exhibition of Japanese Artisans"

In this exhibition, Ms.Yuko Hayashi, the 4th generation owner of Koson, a kiln that produces Kiyomizu Ceramics, celadon and white porcelain in Kyoto, will use scissors to cut into the ceramic clay with a very fine technique. There is indeed a Japanese confectionery called “nerikiri”, which is made from nerikiri (white) bean paste. It's fresh sweets. Ms. Hayashi used a pair of scissors to make cuts in the pottery clay, likening it to soft bean paste, just like making Japanese sweets.

 

Ms. Hayashi kindly talked to me with a smile while I was watching the work with enthusiasm, so I asked her some questions. I was interested in the fine kneading work, carefully carving flower shapes with scissors as if Imitating pottery clay like in Japanese sweets, which is not seen anywhere else. While inheriting the texture, usages, and functionality of traditional pottery, it incorporates the sensibility and techniques of a new generation by emphasizing the freshness of traditional pottery shapes and decorations.

I asked her if she used to make Japanese sweets, but she had never actually learned how to make nerikiri.

 

In addition, since she is the first female successor and ceramist at her own pottery, she has created pottery of various sizes, easy-to-use tableware for home use, white-based ceramics, nerikiri designs, and pastel colors including pink, green, yellow and blue. In particular, as a female artist, she told me that she would like to create works with a soft atmosphere and lightness that are easy to get close to, while being conscious of women while elaborately designing.

 

Moreover, I considered it was epoch-making to collaborate with a kimono obi (belt) pattern using Ms. Hayashi's work design as a motif, as an occasional co-creation initiative that makes use of the local ties of Kyoto. The name of the obi series is called “Koson obi”. In the future, I will continue to explore how Ms. Hayashi's deep designs are used in traditional Japanese obi fabrics to create a three-dimensional effect and ambience.  The Koson Klin’s homepage and Instagram are also listed above. 

 

岩手奥州市・南部鉄器『第21回 日本の職人展』/Iwate, Oshu City, Nambu Tekki at "The 21st Exhibition of Japanese Artisans"

                                           大中小多様な形・模様の鉄瓶/                                                               Iron kettles of various shapes and patterns in large, medium and small size

今回、個人的には、東日本大震災の後、復興支援の一環で、岩手県花巻市釜石市などを訪れたことがあり、北リアス線・久慈~宮古間の「三陸鉄道」に乗車や、復興地で被災された方の語り部の体験談をお聴きしたり、宮沢賢治記念館を訪れたり、地元の人々との交流や、伝統文化に触れる機会があり、以前から南部鉄器に興味を持っていたので、南部鉄器の展示会に伺うのも楽しみの一つでした。

 

今回は、南部鉄器製造販売をされている 株式会社幸工芸さんが展示会に数々の製品を出展されており、同社営業部長・幸路剛志さんから、直接、南部鉄器の特徴や、種類や、生活スタイルに合わせたお薦めの製品の選び方や、取扱い方など、ご丁寧にご説明を頂けました。最近は、オール電化の普及で、IHコンロにも対応できる鉄瓶の底が頑丈になっている仕様の製品もあるそうです。それでも、やはりIHの適正温度は、余りの高温は避けるべきだとのアドバイスを頂きました。同社は、南部鉄器 伝統工芸士の佐藤 勝久氏と、一門の作品を支援し、取り扱われています。下記に、佐藤氏の色々な作品やご経歴と同社ホームページ及びInstagramをご紹介いたします。

 

併せて、南部鉄器の歴史や長所を知ると、伝統に裏打ちされた製品への信頼感と、健康に対する効果、またそのデザイン性や頑丈さや、機能性を鑑みると、一つ持って丁寧に利用すれば、一生使えるのではと思いました。

 

キャンドル立て、文鎮、箸置きなど/Candle holders, Paperweights, Chopstick rests, etc.

南部鉄器とは?

ここに少し歴史をまとめて載せて置きたいと思います。その産地は、岩手県盛岡市奥州市などが中心であり、岩手県を代表する特産品として人気がある南部鉄器は、江戸時代南部藩の下、茶の湯釜、鉄瓶を柱に盛岡で発達したものと、伊達藩領の旧水沢市に早くから根付いた日用品鋳物を主軸として発達したようです。このような関係から、昭和34年、南部鉄器協同組合(昭和24年設立)と水沢鋳物工業協同組合(昭和29年設立)が組織として、共同利益の保護増進と業界振興発展を図るため、連合会が設立されたようです。現在でも昔の伝統的技術・技法を受け継ぎ、茶の湯釜や鉄瓶等を一つ一つ手作りしています。南部鉄器は昭和50年、国の伝統的工芸品として第一次で指定されました。

 

 

■南部鉄器の魅力について

将来私も南部鉄器の鉄瓶を利用したいと考えておりますが、その魅力や効果も載せてみました。

 

-鉄分を補給

鉄分の補給に効果のある南部鉄瓶や茶の湯釜の代表南部鉄器の溶出鉄は体に吸収され易い2価鉄が多いことが判っており、南部鉄器の利用は鉄分の供給効果に有効だと認められているようです。(科学的にも南部鉄瓶の鉄分補給の効能は証明されているとのことです。)

 

-貧血予防効果

南部鉄器は、鉄分の補給に効果的であり、アルミやステンレスのやかんで湧かしたお湯では得られない効果があり、アルツハイマー痴呆症等の予防にも良いと言われているそうです。

 

-水道水を浄化する

鉄瓶で沸かしたお湯は、水道水の塩素(カルキ)をほぼ除去するとのことです。飲み難い水道水が魔法のようにまろやかな味にかわります。緑茶、コーヒー、紅茶などの飲み物、食べ物を美味しくする作用もあるようです。最近では日本のみならず海外からも人気が出ています。

 

-鉄瓶と急須の違い

今回、幸路さんもご教示くださいましたが、鉄瓶と急須は、形状は似ていても、急須の方の内側はホーロー加工で、鉄製ではないそうです。鉄分補給の効果はないそうなので、間違えのないようお気をつけくださいとのことでした。

 

■株式会社 幸工芸

www.koukougei.com

https://www.instagram.com/koukougei/?hl=ja

 

南部鉄器 伝統工芸士 「現代の名工​」  佐藤 勝久氏

社団法人 現代工芸美術家協会本会員
現代工芸美術家協会東北会顧問
岩手工芸美術協会顧問
現代工芸美術家協会岩手会顧問

 

1935年(昭和10年)に岩手県水沢市羽田に生まれ、16歳で鋳物の道に入りました。

​1958年(昭和33年)、第二回岩手鋳金工芸品コンクール展に初出品、初受賞を果たしてから、30以上の賞(章)を受賞(受章)してきました。2002年(平成14年)には厚生労働大臣より卓越した技術と功績が認められ「現代の名工」として表彰されました。現在、南部鉄器の鉄瓶・湯釜の作家の中では現代の名工として表彰されている作家はおりません。

されには、他の模範となる技術や行政が認められ、2004年秋(平成16年)には「黄綬褒章」を天皇陛下から頂いております。鋳物の道に入り70年間現役で現役で制作をし続け、紋様や造形による表現力は他の追随を許さず、作品の種類、受賞(章)数は南部鉄器作家では歴史上に記録にはないそうです。

 

​​ <略歴>
・1935年(昭和10年)               水沢市羽田町字久保11に生まれる
・1951年(昭和25年)               鋳物の道に入る
 ・1958年(昭和33)               第2回岩手鋳金工芸品コンクール展
                                     初出品受賞「鉄瓶水玉」
・1959年(昭和34年)              水沢市鋳物創作展第1回展受賞いらい
                                    『知事賞市長賞』ふくみ20 の賞を受ける平成11年まで
・1968年(昭和43年)               第11回日展入選 『花器年輪』
・1974年(昭和49年)              ’74日本ニュークラフト展入選
・1974年(昭和49年)              南部鉄器新作発表展受賞
・1976年(昭和51年)              改組第8回日展入選『老樹』
・1977年(昭和52年)              第16回日本現代工芸美術展初出品入選『樹皮』
・1977年(昭和52年)              第9回日展入選『花器樹皮』
・1977年 (昭和52年)             第30回岩手芸術祭工芸部門受賞
・1978年(昭和53年)              第2回全国伝統的工芸品展受賞『湯釜広口糸目』
・1978年(昭和53年)              第31回岩手芸術祭工芸部門受賞
・1978年(昭和53年)              第10回日展入選
・1979年 (昭和54年)             第18回日本現代工芸美術展『現代工芸賞』受賞
・1979年 (昭和54年)             第11回日展入選
・1980年 (昭和55年)             第19回日本現代工芸美術展入選
・1980年 (昭和55年)             第32回岩手芸術祭工芸部門受賞
・1980年(昭和55年)              第12回日展入選
・1981年 (昭和56年)             第20回日本現代工芸美術展入選
・1981年 (昭和56年)             伝統工芸南部鉄器『茶の湯釜』秀作展出品
・1982年 (昭和57年)             第13回岩手工芸美術展『盛久賞』受賞
・1982年 (昭和57年)             第36回岩手芸術祭工芸部門受賞
・1983年 (昭和58年)             第22回日本現代工芸展入選
・1983年 (昭和58年)             水沢市上の橋照明灯デザイン
1984年 (昭和59年)             東北新幹線水沢江刺駅前照灯制作、内部制作
1984年 (昭和59年)             第15回岩手工芸美術展審査員
1984年 (昭和59年)             第16回日展入選『しぶき』
・1985年 (昭和60年)             第24回日本現代工芸入選
・1985年 (昭和60年)             日本現代工芸美術家協会会員となる
・1985年 (昭和60年)             東北新幹線水沢江刺駅前モニュメント制作
・1987年 (昭和62年)             第18回岩手工芸美術展審査員
・1992年 (平成4年)               現代工芸30周年記念『伝統と前衛』展   選抜出品
              (フランクフルト、アムマイン工芸美術館)『海の華』
            『虫喰ツル首鉄瓶』 『平丸波紋釜』 
・1993年 (平成5年)              『現代工芸』展選抜出品
             (ブレーメンキト文化センター)
・1993年 (平成5年)               岩手茶道美術工芸展受賞
・1994年 (平成6年)               南部鉄器総合部門通商産業大臣認定伝統工芸士
・1996年 (平成8年)               社団法人岩手県芸術文化協会表彰
・2000年 (平成12年)             ’00日本伝統工芸士会作品展特賞
・2000年 (平成12年)              県卓越技能章表彰
・2000年 (平成12年)              第25回全国伝統的工芸品コンクール
                       『内閣総理大臣賞』(グランプリ一席)筒釜
・2002年 (平成14年)              岩手県教育表彰 学術文化
・2002年 (平成14年)              現代の名工 厚生労働大臣表彰
・2003年 (平成15年)              秋篠宮殿下お成り
・2004年 (平成16年)              黄綬褒章受章
・2007年 (平成19年)              全国伝統的工芸品公募展 

             産業振興協会長賞『虫喰羽根付釜』
・2007年 (平成19年)              世界初の南部鉄器ハンドベル制作開発
・2012年 (平成24年)              地球文化功労者 文部科学大臣表彰
・2015年(平成27年)              「茶文化プロジェクト」
                                     バチカン市国ローマ法王
                                    『虫喰古代肌鐵瓶』献上
・2016年 (平成28年)              東京駅貴賓エントランスホールへ
             『虫喰鶴首肌鐵瓶』寄贈展示
             日展入選 8回現在に至る

 

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Iwate, Oshu City, Nambu Tekki  at "The 21st Exhibition of Japanese Artisans"

I personally visited in Hanamaki City and on Kamaishi City in Iwate Prefecture as part of the reconstruction support’s travel and I took the "Sanriku Railway" between Kuji and Miyako on the Kita Rias Line. I remembered well that I listened to the storytellers of the sufferers of the disaster in the reconstruction area, visiting the Kenji Miyazawa Memorial Museum, interacting with the locals and experiencing traditional culture after the Great East Japan Earthquake. Therefore, it was one of my choices to visit the Nanbu Tekki exhibition.

 

This time, Koukougei Co., Ltd., which manufactures and seller of Nanbu Tekki, exhibited a number of products at the exhibition. I received a detailed explanation of how to select and use recommended products that match to our lifestyle. Recently, according to the spread of all-electric at home, there are also iron kettles with sturdy bottoms that can be used on IH stoves. Even so, I was advised that the proper temperature for IH is to avoid excessively high temperatures. The company supports and handles the works of Mr. Katsuhisa Sato, who is a Nambu ironware traditional craftsman and his family. Below, I  will introduce Mr. Sato's various works and career, as well as the company's website. At the same time, knowing the history and advantages of Nambu ironware, the trust in the products backed by tradition, the effects on health, and the design, robustness together with functionality of the products, I thought we could use it for the rest of our life, once we obtain it.

 

What is Nambu Ironware? 

I would like to put a little bit of history here. Its production areas are centered around Morioka City and Oshu City in Iwate Prefecture. Nanbu Tekki, which is popular as a specialty product, representing Iwate Prefecture. It was developed in Morioka during the Edo period under the Nanbu domain, with tea ceremony kettles and iron kettles as supports. It seems that the casting of daily necessities, which took root in the former Mizusawa city of the Date domain from early on, developed as the main axis. Based upon this relationship, in 1959, the Nambu Tekki Cooperative (established in 1959) and the Mizusawa Casting Industry Cooperative (established in 1954) formed a coalition to promote the protection and promotion of common interests and promote and develop the industry. Then the association has been established. Even now, they inherit the traditional techniques and techniques of the past and handcraft tea kettles and iron kettles continuously. In 1975, Nambu ironware was designated as the first national traditional craft.

 

About the petition of Nambu Tekki

In the future, I would also like to have an iron kettle made by Nanbu Tekki, so I have included its good points and effects here.

 -Replenish iron

It is known that the eluted iron from Nanbu ironware, representative of Nambu iron kettles and tea kettles, which are effective in replenishing iron, contains a large amount of divalent iron that is easily absorbed by the body. It seems that the efficacy of iron supplementation of Nambu iron kettle has been scientifically proven.   

 

-Anemia prevention effect

Nambu ironware is effective in replenishing iron. It also has effects that cannot be obtained with hot water boiled in aluminum or stainless-steel kettles. It was told that it would be good for preventing Alzheimer's disease.

 

 - Purify tap water

Hot water boiled in an iron kettle removes most of the chlorine in tap water. Hard-to-drink tap water magically turns into a mellow taste. It seems that there is also an action to make drinks such as green tea, coffee, black tea and food delicious. Recently, it has become popular not only in Japan but also overseas.

 

 -Difference between tetsubin and teapot

This time, Mr. Kouji also told me that although the iron kettle and the teapot are similar in appearance, the inner side of the teapot is enameled and is not made of iron. It seems that there is no effect of iron supplementation, so please be careful not to make a mistake.

 

 ■Kou Kogei Co., Ltd.

https://www.koukougei.com/

https://www.instagram.com/koukougei/?hl=ja

九乗おりん『第21回 日本の職人展』/ Kujo Orin at "The 21st Exhibition of Japanese Artisans"

 

彫刻作家さんとのコラボレーション作品/Collaboration work with a sculptor

2022年12月23日~1月5日まで、日本の職人店(@池袋東武百貨店)が開催されていたので、足を運びました。最初に訪ねたのが、富山のおりんの代表的な製造元・株式会社山口久乗さん、「九乗おりん」のブースです。

 

私にとっては、ヨガをするのでチベットシンギングボール(Singing Bowlの写真を添付しておきます)を持っているのと、仏具としてのおりんも、馴染みある工芸品です。

 

同社から展示会に説明にいらした、外川裕記さんに、ご親切にそれぞれの作品について、ご丁寧な説明を頂きました。何と、日本の仏具製品製造の9割は、富山県が占めているそうです。また、日本のおりんは、仏具と言うイメージがあったのですが、昨今のヨガ、マインドフルネス、瞑想やヒーリングサロンの流行から、持ち運べる、小さく、軽く、可愛らしい、おりんも製品となっています。併せて、音を楽しむ楽器をはじめ、暮らしの道具まで、日々の生活を気持ち豊かにする、ものづくりをされており、新しい試みで、音の活動として、音楽家の方々とのコラボレーション等も行われています。

 

補足ですが、チベット・シンギングボウルとは、知らない方も多いと思いますが、ネパールなどで僧侶や職人の方が、手打ちで作り、図柄も彫られるハンドメイド一点もので、9つのメタルでできているのが特徴です。インド占星学は9つの惑星を用いるそうで、人の7つのチャクラに対応するだけではなく、9つの惑星にも対応しているそうです。チベットシンギングボールは、重い音を奏でることで出る音を「倍音」と言いますが、音が何層も重なって聞こえる、なんとも言えない不思議な音でヒーリング効果があるとも伝えられています。国が違うとおりん、そのものや、形状や、音色や用途まで、異なるのですね。

 

これから、日本製の伝統と優れた職人の技術で作られた、精巧なおりんを、日本の伝統産業を盛り立てていくためにも、今までとは違った、ヨガ、瞑想や癒しなどと、身近な場面から、場を清めたり、静かに心を整えるために、日常生活に取り入れていく文化も、素晴らしいと思いました。

 

ハンディタイプのおりん/Orin of handy type

チベットシンギングボール/Tibet Singing Bowl

株式会社山口久乗さんについて

株式会社山口久乗さんの所在地である、富山県高岡市は、前にも述べましたが、高岡銅器の金工品が400年以上続く伝統工芸として有名で、高岡は銅器づくりで国内シェアの90%以上を占める鋳造の町だそうです。日本の仏具の9割の生産製造も富山県が担っています。同社は、その伝統工芸高岡銅器の町で、明治40年創業の老舗で、銅器の神仏具を中心に、美術銅器の制作卸干支の音おりん制作、編鐘(中国の古代楽器)、十二音律のおりん楽器制作をされていますが、現代調の仏具や、先に紹介しました新しい感覚のおりん等を、オリジナル商品開発に注力されています。パンフレットを頂いて観ていると、とても落ち着いた素敵なショールーム高岡市内にあり、実際に自らの手で九条おりんを鳴らして、実物の音を聞くことが出来るようです。私も今回いくつか手に取って、形や用途の違うおりんの音を聞き分けてみました。 

 

特に、同社仏具「おりん」で長い間、様々な製品を制作して来られて、久乗おりんの音色は、JR高岡駅北陸新幹線新高岡駅、あいの風とやま鉄道の駅発車音をはじめ、高岡市立の小中学校のチャイムなどに採用され、高岡の街の音風景になっているそうです。 下記に、同社のホームページとInstagramを紹介しておきます。

 

■株式会社 山口久乗

www.kyujo-orin.com

https://www.instagram.com/kyujo_orin/

 

同社より素敵なメッセージを紹介したいと思います。

「おりんの音は不思議です。

祈りのための至上の音でありながら、

どことなくあたたかく、

何かにまもられているような感覚を与えてくれます。

邪気を払い、場を清めるといわれるおりんの響きは、

人の心を整えます。 

 

おりんの音は無色透明です。

同じ形をしていても、さまざまな音があります。

磨き上げられたおりんの音は常に純粋で、

人それぞれに異なる音色を響かせます。

言葉では表現できない想いに気づいたとき、

どこまでも限りなく遠く、深く、染み渡たるように広がる—--

それが、久遠おりんの音です。

ひとりでも多くのみなさまの心へとどきますようにと願いを込めて、

一音ずつ、丁寧につくりあげています。」

 

*併せて、九条おりんの場面や目的で使い分ける幾種類かの用途の説明も加えておきます。

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■Kujo Orin at "The 21st Exhibition of Japanese Artisans"

From December 23rd to January 5th, 2022, The Japanese Artisan Exhibit (Ikebukuro Tobu Department Store) was being held, so I visited at the end of last year. The first place I visited was the Kujo Orin booth of Kyujo Yamaguchi Co., Ltd., as a representative manufacturer of Kujo Orin in Toyama.

 

For me, the use of a Tibetan singing bowl (I've attached a picture of the Singing Bowl) for yoga. Therefore, the orin as a Buddhist altar are also familiar crafts.

 

Mr. Hiroki Togawa, who came to the exhibition from the company to give an explanation, kindly offered me us a detailed explanation of the products. It is said that Toyama Prefecture accounts for 90% of the production of Buddhist altar fittings in Japan. In addition, Japanese orin used to be thought of as Buddhist altar fittings, but with the recent increasing popularity of yoga, mindfulness meditation, and healing salons, small, light, and cute, portable orin have also become products. At the same time, from musical instruments that allow us to enjoy sound, to tools for daily life, we are making things that enrich our daily lives and in new trials, the company is collaborating with musicians as part of their sound activities.

 

I think there are many people who don't know about Tibetan singing bowls. They are handmade by monks and craftsmen in Nepal and other close places, and patterns are carved. It is characterized by Indian astrology uses 9 planets, which correspond not only to the 7 chakras of man, but also to the 9 planets. The Tibetan Singing Ball makes a sound that is produced by playing a fairly heavy sound, which is called "overtone". The sound that can be heard in many layers is a mysterious sound that has a healing effect. As the country is different, the thing, shape, tone and use are different. From now on, in order to liven up the Japanese traditional industry as Japanese, I thought that it is wonderful if we would be able to incorporate the elaborate orin made with Japanese tradition as well as its excellent artisan skill into our daily life from familiar situations such as yoga and meditation.

 

About Kyujo Yamaguchi Co., Ltd. 

Takaoka City of Toyama Prefecture, where Kyujo Yamaguchi Co., Ltd. is located, is famous as a traditional craft with over 400 years of metalworking. Takaoka city has a large share of the domestic market in copperware production. It seems that it is a casting town that accounts for more than 90%. Toyama Prefecture is responsible for the production and manufacturing of 90% of Buddhist altar fittings in Japan. The company is a long-established store founded in the 40th year of the Meiji era in the town of traditional crafts Takaoka Copperware. They are producing orin musical instruments with temperament, but they are focusing on the development of original products such as modern-style Buddhist altar fittings and orin with a new sense, as I have introduced earlier.  When I received the pamphlet and looked at it, it seems that there is a very calm and wonderful showroom in Takaoka City, where we are able to actually ring the Kujo Orin with our own hands and hear the actual sound. This time, I also picked up a few orin and tried to differentiate the sounds of orin, which have different shapes and uses.

 

In particular, the company has been producing various products for a long time with the company's Buddhist altar fittings "Orin". The sound of Kujo Orin is "the sound of departure" from JR Takaoka Station, Hokuriku Shinkansen / Shin-Takaoka Station and Ainokaze Toyama Railway Station.  At first, it was adopted as a chime for elementary and junior high schools in Takaoka City.  So to speak, it seems that it also has become a soundscape of the city of Takaoka. The company's website and Instagram are introduced above.

 

お正月休みも終わって/New Year holidays are over

七里ヶ浜の夕陽

 https://youtu.be/Wk_P0JGi5Ms

 

■今年のお正月休暇は、お天気にも恵まれて、元旦には、自宅から距離がありますが、雪を被った富士山も拝めました。初日の出と共に、朝日を浴びることが出来て、穏やかなお正月を過ごせました。

 

冬休みの最終日は、神奈川県大磯に暮らす、長いお付き合いの友人と会うために、再び鎌倉を訪れました。最初に鶴岡八幡宮で初詣を行い、大石段の下に自祓所が設置されていたので、茅の輪くぐりで、お祓いが出来ました。昼食は、八幡宮近くの老舗「峰本八幡前本店」で頂いた後、江ノ島電鉄に乗って、七里ガ浜を散策しました。そして、友人お薦めの湘南の海を望む, オーストラリア シドニー発で”世界一の朝食”と称されたリコッタパンケーキ、オーガニック・スクランブルエッグで知られる「bills」に行きました。目の前には海が望める好立地で、オーストラリア発らしい、大きなパンケーキとvodkaの効いたティラミスが美味しかったです。

 

ちょうど、七里ガ浜の夕暮れの海と、江ノ島や、遠くは富士山の裾野の美しい景色が観られました。こちらからは、大抵、午後には、富士山は雲を被って見えないそうです。富士山を観るには、晴れた日の午前中までに訪れた方が良さそうです。冬休みの最終日、気の置けない友人と、愉しくてゆっくとリラックスしたひと時が過ごせました。 ページトップにリンクを添えましたが、動画も撮ってみました。冬の海辺で凧揚げをしたり、なんと海に入っている子がいます、寒そうですが、美しい風景でした。

きっと今年は、個人的にも佳い年になる予感がしています。 

また、今年は、世界も、日本も、激動の年となりそうな兆しがありますが、すべて、これから地球で起こることは、人々への目覚めと、進化・成長のための、学びや教訓として、個人個人が、経験しなければならない、必然的なものなのだと心して、一日一日を大切に過ごそうと思います。

鶴岡八幡宮/ Tsuruoka Hachimangu

遠くに江ノ島/ Enoshima Island in far away

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New Year holidays are over

 

■New Year holiday was blessed with good weather in this year. With the first sunrise of the year, I was able to bathe in the morning sun and spend a peaceful New Year.

 

On the last day of my winter vacation, I visited Kamakura again to meet up with a longtime friend of mine who lives in Oiso, Kanagawa Prefecture. I was able to exorcise by going through the Chinowa. For lunch, we had lunch at the long-established Minemoto near Hachimangu Shrine. Then we took the Enoshima Electric Railway to Shichirigahama. According to recommendation of my friend, overlooking the sea in Shonan,  I went to the restaurant,called Bills, known for its ricotta pancakes and organic scrambled eggs of Australia From Sydney, which is said to be the best breakfast in the world. In a perfect location where we can see the sea  front of us, we had a large pancake and tiramisu with vodka, which seems to be really from Australia.

 

Additionally, we able to see the beautiful scenery of Shichirigahama Beach at dusk, Enoshima Island and the foot of Mt. Fuji in the distance. From here, Mt.Fuji is usually covered with clouds in the afternoon and cannot be seen. In order to see Mt. Fuji, it seems better to visit by the morning on a sunny day. On the last day of winter vacation, I had a relaxing time with my close friends.I'm sure this year will be a good year for me personally.  


I have a feeling that this year is going to be a turbulent year for both the world and Japan, but everything that will happen on the earth from now on will be an awakening to humanity, learning and lessons for evolution and growth. I will spend each day cherishing it with the mindset that it is inevitable as well as we must experience it individually. 

🎍2023 謹賀新年/ Happy New Year🎌


■新年あけましておめでとうございます!

 

昨年11月こちらのブログを始めてから、まだ間もないですが、以前から私を見守ってくださり、この度も記事を読んでくださっている方、また新しくこちらでご縁を頂いている方、志を共にしてくださった方、貴重な時をご一緒してくださった方, 本当にありがとうございました。<(_ _)>

 

新しい年、皆様のご健康とお幸せをお祈り申し上げます。

今年もよろしくお願いいたします!

 

2022年終わりに、早々に明治神宮へ参拝しました。

 

明治神宮は、ちょうど年末で、新年の準備をしている最中でした。宮司さんたちも、集まって忙しく打合せをしておられるようでした。またこちらは、都心では珍しく緑に恵まれ、いつも海外観光客の方や、普段の御参りの方で、賑わっていますね。冬の木々や草花の生い茂った鎮守森を、冷たい空気を深呼吸しながら、玉砂利を踏んで歩く散策も爽快でした。

また、日々世界が平和であるようにとの祈りと、日常の安泰への感謝を忘れないようにしなければなりませんね。

 


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Happy new year!

 

It hasn't been long since I started this blog in November last year.

I would like to express my gratitude to those who have been watching over me for a long time and reading my articles since started, those who are new to me here, those who shared my aspirations and then those who spent precious time with me. 

 

I wish you all good health and happiness in the new year.

 

Thank you for your continued support this year!

 

I visited Meiji Shrine earlier at the end of 2022.

 

It was the end of the year at Meiji Jingu Shrine in Tokyo and they were preparing for the New Year’s event. The chief priests also seemed to be busy having meetings. Also, this place is always crowded with foreign tourists and regular visitors with blessed with greenery, which is rare in the city. Taking a deep breath of the cold air while stepping on the pebbles and walking through the lush winter trees and flowers was exhilarating. At the same time, I also thought that we should not forget to pray for the peace of the world and to be grateful for the peacetime in our daily lives.

鎌倉・長谷観音へ/ To Kamakura and Hase Kannon

 

12月下旬は、関東は比較的暖かい日が続き、鎌倉駅から江ノ島電鉄で3つ目の駅、長谷駅にある約徒歩15分の「海光山慈照院 長谷寺を訪れました。お天気が続き、内外の観光客も多く、駅からお寺までの道のりも、賑やかに行列が出来ていました。

 

長谷寺を開山したのは、天平8年、736年に、徳道上人で、鎌倉に現存するお寺の中では、最も古いお寺の筆頭に入ると聞いています。長谷寺の象徴と言うと、長谷観音としても名を知られており、本尊に祀られた像高9.18mに及ぶ日本最大級の十一面観音像木彫仏です。

 

記録によると、養老5年、721年に、徳道上人が奈良県初瀬の山中で見つけた樟の巨大霊木から二体の観音像が造顕され、そのうち一体が大和長谷寺の本尊となり、もう一体は衆生済度を祈願し海へ焙じられたと伝えられています。その後、天平8年、736年に至り、相模国の長井楠の洋上に忽然と顕れた尊像は鎌倉へ遷座され、この地の開創の礎となったそうです。錫杖を右手に執り、岩座に立ち尊容は長谷寺に祀られる観音像特有の姿として「長谷寺式」と呼ばれるそうです。本尊の写真撮影は禁止されています。

 

また、観音山にある眺望散策路は、梅雨時期には、紫陽花が満開となり、通路の両脇にある40種を超える紫陽花は、紫陽花寺としても、とても人気があります。海辺の高台にある見晴台からは、冬の空気の澄んだ青空の下、由比ガ浜から、三浦半島、そして相模湾を一望出来、美しい景色を望めました。

観音山見晴台/ Observatory

 

・観音ミュージアム

本堂に隣接し、宝物館が改修され、2015(平成27)年に「観音菩薩」を主題とした博物館となったようです。江戸時代の造立とみられるお前立観音の「十一面観音菩薩立像」、「三十三応現身像」(鎌倉市指定文化財)、6面の「懸仏(かけぼとけ)」(重要文化財)、梵鐘(重要文化財)などが展示されていて、長谷寺文化財と、信仰の遺産を通して、日本おける観音信仰の深さと拡がりを知る機会になりました。最新の映像機器やタッチパネルを活用して、観音様を巡る歴史と文化を伝えています。 

 

阿弥陀堂(あみだどう)/Amidado

経蔵(きょうぞう)/Kyozo

仏足石 (ぶっそくせき)/Buddha Footprints

鐘楼 (しょうろう)/Bell Tower

観音ミュージアム/Kannon Museum

                     木造勢至菩薩坐像(南北朝14世紀),  木造弥勒菩薩座像 (江戸1681)                                 / Seishi Bodhisattva, Miroku  Bodhisattva

十一面観音菩薩像/Eleven-faced Kannon Bodhisattva Statue 

 

                 十一面観音菩薩立像 観音像を三十三応現身の群像と共に展示/                                              The thirty-three Kannon and a statue represents each of the various forms of Kannon Bodhisattva that has changed and appeared.

十一面観音懸仏(国指定重要文化財)*神仏習合思想から御神体である鏡の表面に仏像を表したもの。鎌倉時代のその規模や作風から中世東国を代表する宗教遺産として知られている。/ Eleven-faced Kannon Buddha

                                    


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To Kamakura Hase Kannon

It has been relatively warm on late December in the Kanto region. So, I visited Hase Temple, which is about a 15-minute walk from Hase Station, the third station on the Enoshima Railway from Kamakura Station. The nice weather continued therefore there were many tourists from inside and outside the country and there was a lively queue from the station to the temple. 

 

 When it comes to the symbol of Hasedera, it is known as Hase Kannon and when it comes to the symbol of Japan's largest wooden sculpture of Hasedera with 9.18 meters high. It is also known as Hase Kannon.  According to records, in 721, the 5th year of Yoro, two Kannon statues were created from a huge sacred camphor tree that Tokudo Shonin found in the mountains of Hatsuse in Nara Prefecture. It is told that he was roasted into the sea to pray for the salvation of all living beings. After that, in the 8th year of Tenpyo, in 736, the statue of Nagai Kusunoki in Sagami Province, which suddenly appeared on the sea, was relocated to Kamakura and became the cornerstone of the founding of this land. Holding a cane in his right hand, he stands on a rock seat and is said to be called the "Hase-dera style" because of the unique appearance of the Kannon statue enshrined in Hasedera. 

During the rainy season, hydrangeas are in full bloom along the scenic walking path on Mt. From the observatory on the seaside hill, under the clear blue sky of winter, I was able to enjoy a beautiful view of Yuigahama, the Miura Peninsula, and Sagami Bay.